名古屋・安城で弁護士に法律相談するなら ひかり弁護士法人アイリス法律事務所

名古屋・安城の弁護士 ひかり弁護士法人アイリス法律事務所

愛知県名古屋市、安城市の法律事務所・弁護士7名・企業法務・一般民事の法律相談

「遺留分」について 【2009年9月号】

                                         弁護士  山  本  健  二


 「遺留分」という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか。相続の場面で、時々この遺留分を巡って争いになることがあります。紛争防止のためにも、基本的な知識を確認しておきましょう。

1 遺留分とは?

 たとえば、ある家庭における父親をA、母親をB、子どもをCとし、総額1億円の財産を有するAが亡くなったとします。その後、遺言が発見され、赤の他人のDに全ての遺産を与えると書かれていることが判明したとすると、BやCは法定相続人であったとしても、もはや何も言えなくなるのでしょうか。

 ここで登場するのが遺留分です。民法上、一定の法定相続人には、法定相続分の一定割合を保障する制度が定められています。この保障される部分を遺留分と言います。この制度により、BCは、Dに対して、遺留分で保障される範囲のものは返せと言うことができるのです。

 したがって、相続の際に、BやCがこの遺留分を知っているのと知らないのとでは大きな違いが生じます。また、遺言等をしようとするAや、もらう側であるDにとっても、この遺留分に配慮しておかないと、後々トラブルに巻き込まれる可能性が高くなりますので、遺留分について意識しておくことは重要だと言えます。

2 遺留分を有しているのは?

 遺留分を有するのは、兄弟姉妹以外の相続人です。兄弟姉妹は除かれている点に注意が必要です。

 また、遺留分の具体的な割合は、相続人が誰であるかにより算定が異なるのですが、上記の事例ですと、母親Bの遺留分は4分の1、子どもCの遺留分も4分の1となります。

 したがって、BとCは、1億円の財産の遺贈を受けたDに対して、それぞれ遺留分が侵害されている2500万円の範囲について減殺を請求し、財産の返還を求めることが可能となります。

3 いつでも権利を行使できるの?

 法律上は、次の通り権利行使期間に限定がされています。

①遺留分の権利者が相続の開始と遺留分を侵害するような遺贈等があったことを知った時から1年

②相続が開始した時から10年

とりわけ、①の方は権利行使期間が短いので、注意が必要です。

ひかり弁護士法人アイリス法律事務所
所在地 〒460-0002
名古屋市中区丸の内三丁目
20番17号
KDX桜通ビル12階
TEL 052-938-5508
FAX 052-957-2677
●名古屋駅から地下鉄桜通線5分
●地下鉄久屋大通駅1番出口スグ
(1階にスターバックス)
nagoyamap.jpg

安城事務所
所在地 〒446-0059
愛知県安城市三河安城本町二丁目1番地10
KAGAYAKI SQUARE 3階
TEL 0566-72-7220
FAX 0566-72-7222
●JR三河安城駅から徒歩5分
●新幹線三河安城駅南口から徒歩3分
anjomap.jpg

サイトマップ